玄関に塩を置いたことはありませんか?
これは浄化になるとかいわれていますよね。
でも置かないほうがいいとも言われることがあるのですがどういうことなのでしょうか。
さっそく調べてみました。
この記事でわかることは、
・玄関に塩を置く意味とは?
・玄関に塩を置くことで得られる具体的な効果
・玄関に塩を置かないほうがいい場合や注意点
塩を置いておく意味を知っておくといいかもしれません。
玄関に塩を置く意味とは?

日本では古くから塩には「浄化」の力があるとされ、神事や葬儀、
祭事の場面で欠かせない存在として扱われてきました。
特に玄関に塩を置く習慣は、家の中に邪気を持ち込まないための手段としてよく知られています。
塩は「穢れ(けがれ)」を清め、悪い気や災いを防ぐ力があると言われ、
相撲の土俵で撒かれる塩もその一例なのです。
また、昔の日本家屋では、玄関や門前に盛り塩(もりじお)を置くことで、外からの悪い気を防ぎ、
家の中を清浄に保つと信じられてきました。
スピリチュアル的には?
スピリチュアルな観点では、塩は「結界」を張る役割も果たします。
つまり、家の玄関に置くことで、家族や住人が穏やかに暮らせるよう守ってくれるバリアのような存在です。
また、商売繁盛の願掛けとしてお店の入口に盛り塩を置くのも、
客足が絶えないようにという意味合いがあります。
さらに、現代では風水的にも塩は「気の流れ」を整えるアイテムとして取り入れられています。
悪い気を吸い取ってくれるとも言われ、特に玄関という家の顔に置くことで、
家全体の運気を高めるものと信じられています。
玄関に塩を置くことで得られる具体的な効果

玄関に塩を置くことによって期待される具体的な効果は次のようになります。
邪気・悪運の浄化
家の外から持ち込まれる悪い気や不運を、玄関先でブロックして浄化してくれるといわれています。
特に来客が多い家庭や、仕事・学校からの帰宅後に家の中に入る前の
「気のリセット」にも役立つのです。
運気のアップ
玄関は運気の入口ともされるため、塩を置くことで良い気が家の中に流れ込みやすくなります。
特に引っ越し後や新年の始まり、家族構成に変化があったときなど、
運気の流れを整えたいタイミングで置くとよいみたいですね。
精神的な安心感
科学的な根拠はないにせよ、塩を置くことで「守られている」「厄が落ちている」という安心感を
得られる人が多いのも事実です。
心理的効果として、日々の暮らしに前向きな気持ちをもたらしてくれるでしょう。
商売繁盛や対人運の向上
お店や事務所の玄関に塩を置くと、客足が絶えない・対人運が良くなるとも言われています。
ビジネスの運気アップを願う人には特に人気のある習慣です。
ずっとそのまま置きっぱなしには注意!
塩の効果を得るためには、定期的な交換が重要です。塩は湿気を吸いやすく、時間が経つと効果が薄れるため、最低でも週1回、できれば毎日交換するのが理想的です。
また、使用済みの塩はそのまま捨てず、水に流すか新聞紙に包んで処分するのがマナー!
玄関に塩を置かないほうがいい場合や注意点

玄関に塩を置くのは一見良いことばかりのように思えますが、実は注意点や「置かないほうがいい」と
いわれるケースもあるようなんです。
どんなときなのでしょうか。
家族や住人が不安になる場合
家族の中にスピリチュアルなことに抵抗がある人がいる場合、玄関の塩がかえって不安感を招くことがあります。
「何か悪いことが起こる前兆?」と感じてしまう人がいるなら無理に置かない方がよいでしょう。
塩の管理がずさんになる場合
盛り塩は放置すると湿気を吸って溶けたり、カビが生えたりして逆に不衛生ですよね。
塩を置いたことで汚れや悪臭が発生すれば、逆に運気ダウンの要因となります。
面倒に感じるなら無理に実践しないのも選択肢の一つです。
風水や家相の観点で逆効果になる場合
家の構造や方位によっては、塩を置くことで気の流れを妨げてしまうこともあります。
特に「鬼門」(北東)や「裏鬼門」(南西)などに塩を置く際は慎重に。
場合によっては、専門家のアドバイスを受けた方が安全です。
ペットや小さな子どもがいる家庭
ペットや幼児がいる家庭では、塩を誤って舐めてしまうリスクもあります。
誤食は健康被害につながるため、ペットや子どもの手の届かない高い場所に置くか、
そもそも盛り塩を控えるのが賢明です。
塩を「置くことがゴール」ではなく、きちんと意味を理解し、生活に合わせて調整することが大切。
まとめ
玄関に塩を置くことは、古くから伝わる日本独自の習慣であり、浄化や厄除け、
運気アップを期待できるものです。
ただし、その効果は科学的に立証されているわけではなく、あくまで心の持ちようや
伝統文化として捉えるのが健全ですよね。
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